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タオルのハッスル日記

DQ10♪プレイべ日記&情報を届けるブログ

特別企画・ロビンさんの怪談日記

お盆なので

怪談でゾクゾクしてみませんか

ドラクエと関係ない話しですけど

まっ・い・い・かぁ

コメント覧に書いてもらった

ロビンさんからの怪談話です!

続きを聞きたくて

最後まで書いてもらったものを

コピーして貼りつけました

写真はドラクエ10のだからね!

怖いのダメな方はポチしても出れますょ


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そう、あれは蒸し暑い夏の夜でした。
僕はね、友達と一緒に旅行に来たんですよ。
友達のおじさんの別荘に呼ばれましてね。
ちょっと都会から離れた避暑地になっている場所でね、
夜は街灯もあまりない山に囲まれた小さな村なんですよ。

 

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おじさんはね

「夜中はなるべく外に出てはいけないよ。
特にあの山には絶対に行っては駄目だ。
大人しく寝てるんだよ。」

そう言って自分の部屋に帰って行ったんだ。

でもね、子供って駄目って言われたらやりたくなるものじゃないですか。僕たちも例外なくね。
で、おじさんが寝たのを確認して、みんなで行ったんですよ。
絶対駄目だと言われたあの山に。

それがとりかえしのつかない事になるとは…

僕達は別荘にあった、たった一つの懐中電灯を頼りに山に向かったんです。周りはかなり暗く、山に入ると木に囲まれてさらに暗くなる。僕達4人はみんな固まって歩いていたんだ。

 

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そして山に入ってしばらくすると看板があった。

この先、はいるべからず。

入ったも…はへ…ろいに…される。

所々字がかすれて読めない。入ったらどうなるというのか。
これを見て友達の一人のアキラが不安になり、帰りたいと言う。
内心、僕も悪い予感はした。が、連れてきてくれた友達のタカシは

「なんだよ、ビビってるのか?

なんもないって!
ちょっと奥まで行って帰ればいいんだよ。
第一、別荘の鍵は俺が持ってるんだぜ?」

そういって帰る気は無くむしろ楽しんでいるようだ。
もう一人の友達、コウタもタカシと同じく早くいこうときかない。これは行くところまで行かないとおわらないな。

 

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そして暫く歩くとなにやら大きな鉄製の門があった。
その門の前は厳重に封印してあり、門には南京錠と札が貼り付けてあったんです。これはマジでヤバいものかも知れない。

僕はこれを見て少し寒さを感じたんだ。。。

絶対ヤバいって、もう帰ろうよ!とアキラは今にも泣きそうになっていた。コウタですら少し不安になったのか

「こんなにしてあるのはさすがにマズいんじゃね?
きっと昔何かあったんだよ。」

と、腰が引けていたんだ。だけどタカシは

「ここまで来て帰るのかよー!こんなの神社に沢山あるじゃないか。飾りだよ、かり!鍵もいくつか親父の机の引き出しにあったんだ。開くかもしれないぜ?」

そう言って一人封印を掻き分け南京錠に鍵をはめていく。

ガチャリ

「やった!開いたぜ!ほら、みんな来いよー」

そう言って南京錠を投げ捨て、札をはがしとってしまった。

「や、やっぱり帰る!まずいって!」

アキラはそう言って逃げるように来た道を戻っていった。

「ビビりだなアキラは。懐中電灯ないのに大丈夫かよ。
ま、勝手に帰ったんだし知らね!ほら、二人とも行くぞ!」

タカシは言うと間も無く門を開けた。

ギ…ギギィ…

と重い音を立てて開いていった。
僕達を飲み込まんとするように。。

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その先には古ぼけた木造の小屋があった。今にも崩れそうなその小屋にもあの門と同じ札が貼り付けてあったんだ。

「何だよ、大げさな札だなぁー。こうしてやる」

タカシは勢いよく札を剥がして投げ捨てた。
そして、僕たちに手招きして中に入るぞと言ってくる。
本当に大丈夫なのか?

扉を開けると錆びついた農具がかかっていて物置になっているようだった。そして二階に上がる階段が見える。
そこには今までにないほどの札が張り巡らせてあった。

「さすがにこれはまずいんじゃ?やっぱり何かあるんだよ!
ひきかえそうよ」

コウタはさすがに最初のノリは影を潜め、僕と同じように
危険を感じてるようだった。

「じゃあお前らだけで帰れよ!おれは行くからな?
情け無いやつらだな。何かあっても教えてやらねーからな!」

タカシはそう言って札を剥がして二階の部屋に入っていった。
僕とコウタは小屋を出ようとした。その時…


うわああぁぁああ


二階からタカシの叫び声が聞こえてきた!
何かあったんだ!
でもその絶叫が余計に怖さを引き立てて早く立ち去りたかった。


けれど、扉が開かない!?


に…がさ…な…い


かぼそい声が聞こえてくる。僕たちは閉じ込められたんだ!
やっぱりここには来てはいけなかったんだ!!

鍵なんかついてなかったはずだ!なのになんで開かないんだ!

?やばい、やばい!!

そうしているうちに二階から足音が。タカシか!?

「タカシ!大丈夫か!?何があったんだ!それよりここ開かないんだよ!!」

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にが…さない。わたしが…閉めたの…


そう言ったのはタカシ、いや、タカシから聴こえてきた女性の声。そしてタカシにはたくさんの


たくさんのヘビがからみついている!!


うわあああ!!


僕とコウタは必死に扉を叩く!が、開かない。
そうしてるうちにタカシがゆっくりと降りてくる。

何か、開けるもの…


そうだ、錆びついたクワがあった!


そして僕は無我夢中でクワを扉の前に向けて振り下ろした。
それでもなかなか開かない。

すぐ後ろにはヘビまみれのタカシが…くるな、くるなー!

あは、あはははは!

一緒に向こうにいこうよ…

も、もう駄目だ!たすからない!!やっぱり来ちゃいけなかったんだ!アキラと一緒に戻ればよかったんだ

「やっぱビビりだなwよく見てみろよー!」

え?何が何だかわからない顔の僕とコウタにタカシは言ったんだ。

よくみると、ヘビはオモチャだった!じゃあなんで扉は開かないんだ!?

「アキラぁ!もういいぞー!開けてやれよー」

笑いながら入ってくるアキラ。外から鍵をかけたのは
アキラだった!?

「まんまと引っかかったなー!アキラと仕込んでたんだよw
アキラのヘタレっぷり、なかなかだったぞ!」

僕とコウジはやっと状況を悟ってその場にへたり込んだ。
札もよく見たら100円ショップにあるオモチャのもの。
南京錠も予め買ってきたものだった。はめられたー!

ん、まてよ?


「くっそー!本気で怖かったんだからなー!?
しかしタカシ、女性の声もうまかったなー」


タカシはよくわからない顔で

「ん?何言ってんだよ。おれは何も言ってないぞ?
怖くて幻聴でも聞こえたか?」

え?どういうこと!?アキラも外からしゃべるとバレるって。
コウタも聞いてないって。。。

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そして僕たちは四人で山を降り、別荘へ戻ったんだ。
おじさんからは怒られたけどね!

迷子になったら大変だと。暗いし人はいない。
万一熊でもでたら。いや熊なら助かるかも知れない。

あの山は大昔に蛇の神様がいて、毎年生け贄として
村一番の娘を差し出していたんだ。
一度、その約束を破ると村に沢山のへびが出てきたり
地震や川の氾濫が起こったそう。

で、村がなくなる最後の年に出された娘はすでに婚約が決まっていたんだ。だけど相手の人は山に乗り込んだまま帰らぬ人となり、失意のまま娘も生け贄になったそうだ。

それから小屋には封印の札を貼り化けて出ないようにしていたそうだ。

一枚は本物?じゃああの女性の声は!?

でも無事帰って来たんだ。きっと怖くて幻聴だったに違いないさ。と、その時…


にが…さな…い わた…し は あな…たに…

 

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